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Author:tom hal
プログレッシブな音楽生活にようこそ!

音楽ファンが心から好きだと思える音楽に出会えるブログにすることを目指し、様々な音楽をレビューしていきます。
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プログレッシブな音楽生活
プログレッシブロック・メタルを中心に、刺激的な音楽を紹介していきます。
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Blueprint / Sebastian hardie

ブループリントブループリント
(2012/03/25)
セバスチャン・ハーディー

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オーストラリアのプログレッシブロックバンドSebastian hardieの最新作。

北米、ヨーロッパを除いた出身地のプログレッシブロックバンドとしては最も売れたバンドとして日本でも古参プログレッシブロックファンにはよく知られているバンドです。このアルバムはそのバンドの30年ぶりのオリジナルアルバムです。

ギターリストがかなり有名なバンドらしく、バッキングもリードもともに最高の音色が聴けます。ニュアンスを重視した丁寧な演奏ばかりで天才とか言われるのもよくわかります。

音楽性は拍子を変えて展開していくタイプではなく、シンフォロック系の叙情的なサウンドが特徴です。また、展開の仕方も場面転換を頻繁に行うようなタイプではなく、一つのフレーズを徐々に展開していくミニマルな楽曲作りです。ミニマルではりますが、展開のさせ方が巧妙で、無理な展開がないので聴きやすいです。

1曲目「I wish」はシンフォロックらしい叙情的で壮大な部分とギターリフを中心としたミニマルな展開の今作の特徴的な部分が強く出た曲。シンプルで渋めな歌メロと独特のグルーブがある曲。フェイザー系のエフェクトがギター、キーボードにかかっており幻想的な雰囲気を強めています。

2曲目「Vuja de」はオールドロック風のインスト曲。伝統的なプログレッシブロックバンドらしい曲で、このアルバムの中では最も展開が激しい曲です。ジャムっぽい自由な雰囲気で多彩なリズム、ハーモニーが聴ける曲です。跳ねたリズムのノリがよく、それだけで何分でもいけるのではと感じさせられるほどです。

3曲目「Art of life」はアルバムの流れを落ち着かせる歌もの。アコースティックギターやオルガン系の音色のキーボードが良い雰囲気を出しています。歌も地味ながらしっかり耳に残る良いメロディです。

伝統的なプログレッシブロックが好きなら好みに合うだろうし、全編良いギター演奏を聴けるという意味では、ギターリストにも必聴盤と言えるかもしれないです。ロックギターリストには退屈かもしれませんが。

85/100

オススメ曲 Vuja de www.youtube.com/watch?v=QRS4UEmPIeo

このアルバムと傾向の似たアーティスト
Moon safari www.youtube.com/watch?v=qyoHHjuzT_c
Spock’s beard www.youtube.com/watch?v=Pyp_KpBbuKc
Kansas www.youtube.com/watch?v=FC-JhQ1p7nw

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テーマ:CDレビュー - ジャンル:音楽

Tiempo / Matraz

TiempoTiempo
(2006/06/01)
Matraz

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チリ産のプログレッシブロックバンドMatrazの1st アルバム

プログレメタルとジャズロックの間の音楽性を持ったバンド。Dream theaterのようなテクニカルな変拍子フレーズとテンションコード上でのジャミングな展開を組み合わせて曲作りがされている印象です。

歌の部分はかなり静かな感じで古典的なプログレ風味が強い感じですが、インストパートはヘビーなテクニカルメタル色が強く出ています。Spastic inkのような強烈な変態音楽というよりはDream theaterのようなテクニカルなフレーズが多いです。

Dream theaterをまねてテクニカル志向になったバンドは、本家と比べ割と展開が唐突過ぎることが多いですが、このバンドは本家並みに複雑な展開な割に比較的展開が自然で好感が持てるバンドです。

1曲目「Amanecer:Crusculo-Amanecer」はピアノを基調にした古典的プログレバンド風の曲から展開していく曲。そこからヘビーかつテクニカルなインストパートでぐいぐい展開していきます。11分ほどありますが目まぐるしく展開していくのであまり気にならない長さです。

2曲目「Manana:Aires nuevos-Manana」これまた10分越えの大曲。Dream theaterの「Change of seasons」のような雰囲気の辺境プログレッシブロックという感じです。インストパートだけを聴けば、Dream theaterのデモ音源を聴いているような気になりますが、歌が独特で個性的な印象も強いです。

牧歌的な雰囲気、辺境音楽らしい聴きなれない言葉の響き、テクニカルな演奏に興味があるようなら、結構気に入る可能性はあります。たくさんの要素を含んでいますが、それらが上手く噛み合っているかというと微妙なので、面白くはあるが散漫な印象も受けるアルバムです。

73/100点

オススメ曲 Manana:Aires nuevos-Manana(音源がどこにもありませんでした)

このアルバムと傾向の似たアーティスト
Fromuz www.youtube.com/watch?v=57M00iY4Sz4
Astra www.youtube.com/watch?v=kWiBTnGoGM8
Animal as leaders www.youtube.com/watch?v=HiCAWjwsmYE

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

シフォン主義 / 相対性理論

シフォン主義シフォン主義
(2008/05/08)
相対性理論

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相対性理論の2008年作。

日本のメインストリームから少しずれたあたりに位置する女性ボーカルバンドが伝統的にやってきた歌謡曲風のロックバンドです。歌詞の巧みさが話題になることもあるアーティストですが、編集は控え目にアナログに徹した音作りも意外と巧みだったりしたりします。

音の並び自体もジャムを重ねて形にした風が漂っています。曲の短さの割に頻繁なブレイクだったり、音の間を各楽器が縫うように配置されていたりします。しかし、その音の並びは稚拙さを微妙に残されている雰囲気で、完成度の低さを意図的に生み出している雰囲気すらあります。結果、良い意味で妙なバランス感覚になっています。

1曲目「スマトラ警備隊」は歌謡曲風のメロディをパンク風に聴かせるという変わった作りの曲。ポップさを重視した王道的なコード進行で下手をするとコマーシャル音楽的になりそうなところ、それは少し古すぎないかというサウンドでひねくれ感を演出しています。

2曲目「Loveずっきゅん」はグループサウンド風のパートとJ-Pop王道フレーズをつなぎ合わせた曲。両者はミスマッチっぽく、正直つながりはよくありませんがそれが意外と良いです。

3曲目「夏の黄金比」はサビが妙に印象に残る言葉使いが特徴です。意味不明ですがとにかく印象には無茶苦茶残ります。音痴な男声コーラスもオートチューン全盛の修正したボーカルだらけの現代では印象に残す手段としては凄いアイディアなのではと少し感じました。

偶然で生まれたのかそれとも計算されているのか、サウンド面はどこまで狙っているのかが興味深いバンドです。

74/100点

オススメ曲 スマトラ警備隊 www.youtube.com/watch?v=mfDKs619oqE

このアルバムと似た傾向のアーティスト
チリヌルオワカ www.youtube.com/watch?v=Bv6e_wAy5TU
モーモールルギャバン www.youtube.com/watch?v=y-dHSfQMh3k
チャットモンチー www.youtube.com/watch?v=0z0tppNw4Ow

テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽

Force of gravity / Sylvan

Force of GravityForce of Gravity
(2009/11/10)
Sylvan

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ドイツ産のプログレッシブロックバンドSylvanの2009年作。

前作は叙情的なサウンドとR&Bバンドと間違えるほどの強力なグルーブが特徴のアルバムでした。今作は前作と比べ叙情的な側面がより強く出たアルバムとなっています。U2やColdplayあたりのような空間的な表現が得意なロックバンドをより、ストリングスやデジタルサウンドによって壮大に飾り付けたサウンドで、気をてらったような展開はないストレートなサウンドになっています。

個別の曲に目を向けると1曲目「Force of gravity」、2曲目「Follow me」、8曲目「King porn」はメタルのようなエッジの立ったディストーションサウンドとプログレッシブロックバンドらしい大きな展開がある曲。

3曲目「Isle in me」、4曲目「Embedded」はUKロック風の曲。ストレートな展開に、分かりやすくなじみやすいメロディ、そしてディレイを利用した空間系サウンドと現代的なロックらしさがつまっています。

それ以外にも7曲目「Midnight sun」はブレイクビーツを利用したバラード、11曲目「Vapor trails」は大作。

というように、バリエーション豊かになっています。また楽曲それぞれが中途半端な出来ではなく、どこをとっても完成度が高いサウンドの曲が並んでいます。

特に、Dream theaterのような風味が漂う1曲目、ブレイクビーツとシンフォニックさを併せ持つ異色なバラード7曲目は秀逸です。

メタルやパンクのようなキャッチで攻撃的なサウンドを求めるのではなく、ヨーロッパのメロディアスなポップスが好きなら間違いなく気に入るサウンドだと感じました。

88/100点

オススメ曲 Midnight sun www.youtube.com/watch?v=4qanD9ALGP8

このアルバムと傾向の似たアーティスト
Riverside www.youtube.com/watch?v=peDCmsJB1AA
Coldplay www.youtube.com/watch?v=cfUOrjnzqNw&feature=related
Frost* www.youtube.com/watch?v=yu8hiX3BjYo&feature=related

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

Irraiance / Canvas solaris

IrradianceIrradiance
(2010/07/13)
Canvas Solaris

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アメリカのインストバンドCanvas solarisの5thアルバム。

プログレッシブメタル色の強いギターインスト曲が中心のアーティスト。King crimsonから受け継いだリズムアレンジとプログレッシブデスメタルあたりに近いリード、リフが特徴です。

変拍子満載でとにかくバカテクというタイプのバンドです。演奏自体が非常にタイトで音源だけでも十分に演奏力が高いバンドであることがわかります。

1曲目「Adaptive option」はSpastic inkを思い起こさせるような変態な曲。意外と構成は導入→メインリフ→つなぎ→メインリフ→変奏→ブレイク→メインリフ`のような割とインストとしては分かりやすい構成で聴きやすい曲です。

2曲目「Conveyance of flux」はプログレッシブデスメタル風の荘厳なリフが中心に展開されるテクニカルナンバー。変拍子が満載で拍子が次々に変わるアグレッシブな展開が聴けます。ドラムは割とハードにたたくタイプな割に、静かなパートと激しいパートではスネアの音が違ったり小技が効いていて面白いです。

5曲目「Accelerated testing phase」は変則リズムの疾走曲。テクニカルメタル系特有の切れ味鋭い変拍子リフと挿入されるリードが印象的です。ありえないようなブレイクが続いたり、変化に富んだアレンジです。

8曲目「Vapor Chasm」は民族音楽色の強い曲。ドラムの音が丸い感じで音作りされており、引っ込んだタムの音が民族楽器っぽい雰囲気を出しています。このようなメロディアスで耳触りも良い曲もアルバムに入っていることで飽きない構成になっていると思います。

カオティックコア系やテクニカルメタルが好きな人はおそらく気に入るであろうアルバムです。テクニカルすぎてとっつき辛いという面やインストアルバムなのでそれがとっつき辛いとかはあるかもしれませんが。

80/100点

オススメ曲 Adaptive option www.myspace.com/canvassolaris

このアルバムと傾向の似たアーティスト
Spastic ink www.youtube.com/watch?v=kOuLJvk7Y34&feature=results_video&playnext=1&list=PLC704210600B53CD7
Animal as leaders www.youtube.com/watch?v=VdFk7p7GQpU&feature=related
Sieges even www.youtube.com/watch?v=eGA-D6-vA8M&feature=related

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽


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